福島原発報道
最近の福島原発の報道で気になることがあります。
その前に「放射能」「放射線」「放射性物質」についておさらい。「放射能」:放射線を出す能力「放射線」:電離性を有する高いエネルギーを持った電磁波や粒子線のこと「放射性物質」:放射性元素もしくは放射性同位体、外部からの放射線にさらされることにより核反応を起こし放射性同位体となった物質
素人の戯れ言なので聞き流してください。原子炉付近での放射線量云々あるいは20Km地点での放射線量云々という報道が多々ありますが、放射性物質は移動するものなので、原子炉からこれだけの距離があるからこれだけの量とかあまり意味がないような気がするのですが。もちろん、それだけの距離を移動したということは問題ですが、たとえば、原子炉付近で1000という量の放射線量があったとします。これは10の放射線を出す物質が100個あるのか、1000の放射線を出す物質が1個あるのかで全然意味が変わってきます。10の物質1000個が遠くまで拡散したのなら、さほど問題はなさそうですが、1000の物質1個は、たとえ移動距離が10Kmとしても影響を及ぼす範囲ごと移動するわけですから大問題です。また、放射性物質から新たな放射性物質が作られるといことにも着目すれば、放射線量10の物質は他の物質に放射能を与えませんが、1000の物質は多量の放射性物質を新たに生み出します。どのような放射性物質が漏れ出てきているのかは重要な問題に思えます。それからもうひとつ。今の報道を見ていると、測定値ばかりに言及し、放射性物質の一番の移動要因となる風の情報がまったくありません。単純に原子炉からの距離だけを問題にしているのはいかがなものかと・・・。必要以上に恐れることもありませんが、必要な情報が出されないのは怖いことです。まぁ私ごときが言うことでもないですが。