静かな記者会見
3月25日でしたかね?東京電力の記者会見が静かになったそうです。私は観ていなかったのですが、何でも所属と名前を名乗らないと質問が出来ないシステムになったということで、今までとは打って変わって非常に静かな記者会見になったそうです。
匿名でなければ(この場合匿名という言い方でいいのかどうかはわかりませんが)突っ込んだ質問?(どちらかと言えば非難ですが・・・)ができないのかという議論は他に任せておき、私が気になったのはもっと精神的というか道徳的というか人の道みたいな部分です。
職業柄いろいろな学会や講演会によく参加するのですが、講師の方々に質問をする際には、まず自ら名乗り、感謝の気持ちを表してからというのは常識ですよね。記者会見の場合は、謝罪も含めて報告というのが大半ですから少し違うのかもしれませんが、やはりある程度というかせめて最低限の礼儀をわきまえるという姿勢があってもいいのではないでしょうか。大半の場合、会見に臨む側は質問する側の記者達より年配で地位も高い方々ですよね。しかも、当事者というよりは管理・監督者としての立場の方が矢面に立たされている状況(もちろん良い内容の報告記者会見もありますが)ですから、会見内容は別として尊敬し敬わねばならない方々に質問するという態度を見せていただきたいものです。報道とは真実を伝えることですから、発信する情報が重要なのはよく理解できますが、みるからに横柄で高飛車な質問をしている記者達を観ていると、「そんなあなたたちが言っていることなんか信用したくないですよ」と言いたくなります。質問する側もされる側も人の子ですが、それを観ているのも人の子です。真実を追究する報道の姿勢は十分理解していますが、それが十分説得力のある情報と思えるようになるには、まだまだ人としてのレベルを高めていく必要があるのではないでしょうか?(おっしゃる通り、自分のことはおもいっきり棚に上げていますが・・・)